フランチャイズのハナシ

フランチャイズビジネスに関わるニュースやお得情報などを紹介。

フランチャイズビジネスにおいて、一般的に「本部は儲かる」「フランチャイズ加盟店は本部に搾取されている」と、思われがちなのですが、実は会社の成長や人材能力成長という点においては、フランチャイズ本部よりも加盟店の方がはるかに成長の可能性があったりします。

というのも、フランチャイズ本部であれば、そう簡単に業態転換は出来ませんが、フランチャイズ加盟店であれば、契約にもよりますが、新しいフランチャイズに加盟し直したり、ビジネスをリセットすることができます。

リスクヘッジ
リスクヘッジ

複数ブランドに加盟

フランチャイズ加盟店が複数ブランドに加盟することをマルチフランチャイジーというのですが、このマルチフランチャイジーのメリットは、時代に合ったフランチャイズを見つけ加盟していくことによって、常に時代の最先端事業に参入することが出来るということで、さらには様々なフランチャイズのノウハウを応用し、自分なりのビジネスへと昇華できるチャンスが生まれます。

このように複数のフランチャイズに加盟し成長していく戦略を、マルチフランチャイジー戦略といって、世界では、このマルチフランチャイジー戦略で年商1000億円以上という企業も生まれてきています。

マルチフランチャイズ

複数のフランチャイザーに加盟し、複数の業態で多店舗化を図って成長している企業が注目となっており、複数チェーン加盟のメリットとして、まずは事業リスクを分散できることがある。

そもそもどんな業態にもライフサイクルや外部環境の変化により業績不振となることもあり、もし一つの業態であったならば、その影響が大きく企業業績も不振となってしまいます。

しかし、複数の業態を持っていれば、業績不振となった業態があったとしても、別の業態で補うことも可能で、全体としてのブレは小さくなります。

また、複数のフランチャイザーに加盟することによって、それぞれのフランチャイザーのいいところ、悪いところを比較することもできるようになり、フランチャイザー選択の目が養われます。

このように「目利きの力」がついてくると、それぞれのフランチャイザーの秀でたところを多面的に学ぶことができ、事業運営についてのノウハウと勘所も養われ、さらに一定の地域で多店舗展開することにより、地域での存在感を増すことができます。