IMM、ブランドライセンス及びフランチャイズ展開に着手

IMMフードサービス株式会社がオリジナル業態レストランのフランチャイズ展開に本格着手。

中華点心、大型回転寿司、ステーキや天丼の専門店、スペイン・イタリア料理からBARまで多様な業態を運営し、設立以来急成長を遂げているIMMフードサービス株式会社が、コロナウィルスにより成長を妨げるられることもあり、局面打破の戦略のひとつとして、IMMは積極的なブランドライセンス及びフランチャイズ展開に着手するのだそうです。

フランチャイズモデルに成り得る、新鮮さを持ったブランドを複数有しているIMM社の開発チーム。

現在ブームである、もしくは既に成熟したブランドを再燃させる「リブランドスタイル」のフランチャイズ展開ではないと、同社専務としてFC事業の先頭に立つ神山満氏は説明しており「直営店舗の改善、新業態の開発は経営の主要な部分ですが、現状況下では、直営店舗に依存する形の経営はリスクを伴うことも考えられます。ブランド拡大と同時に、リスクヘッジもとれるFCビジネスを、一つ経営の柱として進めていこうとしています。」

現在の不安定な状況を「転換の時期」と捉えており、今後の変化に対応する為には、今あるモノに対して懐疑的であり、今あるモノを正しく客観視し、そしてイノベーションし続ける事が必要と考え、大手の老舗企業も過去の経営資質に固執したままの状態では、大きなダメージを受けると思います。

壊すべきモノは壊すという事ができない企業が大勢を占める状況は、業界にとって望まれるものではなく、既存の柱となる部分をしっかりと支えながら、新しい事に取り組んでいくバランスを保って、変化に対応していく事が求められると思います。

変化に対応出来ない企業、人材は取り残される時代です。IMMとしても企業自身、そして企業を作る人材に、強みであるイノベーションの力と対応力の成長を求めて行きたいと考えています。